29日午後1時50分ごろ、横浜市神奈川区羽沢町の東海道新幹線下り線の架線が切れ、品川−小田原駅間で送電できなくなり、運行がストップした。3時間20分間後に運転を再開したが、同駅間で5本が立ち往生し約3100人が車内に閉じ込められたほか、新大阪−東京間など上下線の広い範囲で不通となった。運休が56本に上るなど深夜までダイヤが乱れ、約15万人に影響が出た。JR東海は架線が切れた原因を調べている。
JR東海によると、新幹線は「トロリ線」と呼ばれる架線からパンダグラフを通じ電力が供給されている。切断したのは、トロリ線を支える役割を持つ銅製の「補助吊架(ちょうか)線」(直径約1.6センチ)。 構造上、パンダグラフとは接触しないことになっているが、停電直前に現場を通過した東京発名古屋行き「こだま659号」の12両目のパンタグラフが大破しており、何らかの原因でパンダグラフが架線を切断したか、切れた架線にパンタグラフが接触した可能性もある。運転士は異変に気付かなかったという。切断されて垂れ下がった架線が地面に接触して火花が散り、線路脇の斜面で火災が発生し、雑草約150平方メートルを焼いた。 東海道新幹線では、04年6月21日に台風6号の強風で吹き飛ばされた屋根が架線を切断して東京−新大阪間が7時間にわたってストップして11万2000人に影響したことがある。【斎藤正利、杉本修作】 【関連ニュース】 新幹線:目の不自由な男性が転落し重傷 岐阜羽島駅ホーム 東海道新幹線:雪で147本が遅れ 帰省ラッシュ:上越、東海道新幹線にトラブル 運休や遅れ ボンネット型車両:昭和の特急の顔、3月で姿消す Uターンラッシュ:見送りの人々で混雑…JR名古屋駅 ・ 練炭自殺、車内に矛盾点…連続不審死(読売新聞) ・ 鞍手町元職員、公金着服で追送検=「ギャンブルに1日400万」−福岡県警(時事通信) ・ <君が代不起立>元教職員側が逆転敗訴 東京高裁(毎日新聞) ・ 「ふるさと牧場」社長に懲役12年=和牛商法詐欺−東京地裁(時事通信) ・ <充電器商法>7万円の装置を50万円で販売 逮捕の経営者(毎日新聞)
by i1barchwwr
| 2010-02-05 23:58
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