成田空港で昨年3月、米フェデックスの貨物機(MD11型機)が着陸に失敗し炎上、乗員2人が死亡した事故で、着陸直前に機首を下げ、バウンド後に3基のエンジンのうち2基のみの出力を上げる操作がされていたことが16日、運輸安全委員会が公表した事故調査経過報告で分かった。安全委は「標準的な操縦からずれている」としており、さらに詳細な分析を進め、事故原因を解明する。
事故当時、風向きや風速が急に変わる「ウインドシア」は、警報が出される強さのものは観測されなかったという。 安全委によると、同機は滑走路で2回バウンドを繰り返した後、やや左に傾きながら前脚から接地。左主翼が折れ、燃料が流出して炎上し、滑走路左の草地に横転した。2回目のバウンドは約5秒間、高さは最高約4.9メートルだった。接地の衝撃で設計上の制限を超える荷重が加わったため、翼が折れた可能性が高い。 【関連ニュース】 ・ 第1波で荷崩れ、2波で傾斜拡大か=三重県沖のフェリー座礁 ・ 安全委にエレベーター部会=来年にも法改正、遺族に報告 ・ 「安全管理体制立て直しを」=JR西に根本的対処求める ・ 滑走中に操縦系統に異常か=NZ航空機の離陸中止 ・ 特急衝突、乗客ら41人けが=ダンプがスリップ、踏切に ・ 【風(3)女の生き方】そこそこ主義、ストレスなく“カヤマー”(産経新聞) ・ <訃報>宝生英照さん52歳=能楽師宝生流シテ方(毎日新聞) ・ 男児十数人に性的虐待 養護施設の男性指導員(産経新聞) ・ 老人保健施設で入所者虐待 市も調査に乗り出す方針(産経新聞) ・ 介護保険法施行以降、最多の倒産件数―訪問介護事業者(医療介護CBニュース)
by i1barchwwr
| 2010-04-23 02:18
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